SSOの仕組みと導入のメリット
SSOは、大きく分けて3つの仕組みによって実現されているシステムです。
主にシングルサインオンを可能とする上で利用される方式が、SAML認証と呼ばれるもので、フェデレーション方式とも呼ばれています。
SAMLはSecurity Assertion Markup Languageの略で、プロバイダで保証されているユーザー情報を利用し、連携しているサービスにおいてサインインに関するIDやパスワードが共有できるというものです。
提供しているプロバイダのユーザー情報でログインしておけば、他のアプリでもそのアカウント情報を使用できるようなイメージで、SSOの中でも代表的な仕組みの一つだといえます。
フェデレーション方式のものを導入するメリットは、サービスやアプリごとにアカウントIDやパスワードを発行する必要がなくなるという点です。
ブラウザなどの機能によってログインIDやパスワードを保存し、毎回入力する手間を省くこともできますが、それではセキュリティ性に難がある上、いざそのサービスを利用しているアカウントのIDなどを調べようと思うと、多くのサービスを利用していれば探すのが大変になり可視性にも問題が出てしまいます。
フェデレーション方式のSSOを利用しておけば、どれだけ多くのサービスを利用しても一つのIDとパスワードを管理しておけば良いため、管理が非常に手軽になります。
それだけでなく、自動保存する必要もなくなるため、保守性も向上します。